5月27日(金)午後二時より、天神くらいねギター教室月例ティータイムコンサートNo.30
を行います。入場料は1500円(コーヒータイム込み)、定員は8名様です。共演は、橋口武史さんです。
今回のタイトルは五月の季語「風薫る」で、“風”にちなんだ曲を演奏いたします。
ソロで演奏します「風に吹かれて」はB.ディランの歌です(超有名ですね)。ベトナム戦争当時の反戦歌ですが、今でも歌詞が心に響きます。この歌の“問いかけ”には、先日わざわざ楽譜をお送りくださった椎野みち子さんの作品、「祈り」を“答え”として演奏したいと思います。もう一曲風の曲は、トゥリーナの「つむじ風」です。フラメンコの影響の濃い作品です。ソロでは他に、年間テーマの25のエチュード(カルカッシ)よりNo.17・18・19を演奏いたします。
橋口武史さんとの二重奏では、“今月の作曲家”としてE.サティの「3つのグノシェンヌ」を演奏します。侵略にコロナに、心休まらぬ日々ですが「中世からさまよい現れた」サティの心休まる音楽で、束の間現実を忘れていただければ、と思います。
“風”の音楽はメンデルスゾーンの無言歌より二曲、「浮き雲」「五月のそよ風」をリョベートの編曲で演奏します。
もう一曲はフランスバロックの作曲家、ダカンの「つばめ」です。ダカンは「かっこう」が有名ですが、この曲もつばめが軽やかに飛んだりさえずったり、といった描写的な曲です。
ぜひお出で下さいませ。
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