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10/18 第58回天神くらいねギター教室ティータイムコンサート開催

執筆者の写真: gtnakanogtnakano

58回目となります、「天神くらいねギター教室ティータイムコンサート」を10月18日(金)午後二時より行います。開場は13:45、入場料は1500円、二重奏共演は橋口武史さんです。終演後、自由参加のティータイムをいたします。


今回のお題は「神無月に奏でる~妖精たちの歌~」です。10月は日本風の呼び方では「神無月」と言います。日本中の八百万の神様が出雲に集まるため、各地元にはいなくなってしまいますので、神無月というらしいです。出雲では逆に「神有月」というんだとか・・


また、ハロウィーンでもありますので、神様や妖精を思い起こさせるような曲を集めてみました。僕のソロでは、グルック作曲「妖精の踊り」、バリオス作曲「神の名において施しを」、フェレール作曲「水神の踊り」、そして椎野みち子さん作曲「馬関の風」を演奏いたします。


グルックの曲はフルート作品としても有名ですね、今回演奏するのは前半ですが、後半の短調になってフルートが朗々と奏でる場面が有名ですね。バリオスは、このタイトルよりは「最後のトレモロ」の題名の方が、扉をたたくといったエピソードとともに有名ですね。「水神」というと何やら竜神・雷神を連想させますが、実際は「水の精」といった原題です。椎野さんの曲は、九州方面の神様たちが出雲に行く際には関門海峡を渡るだろうなあ・・と言った想像から選んでみました。「馬関」というのは下関の古い呼び名です。



橋口さんとの二重奏は秋に相応しい「小さい秋見つけた」の藤井敬吾さん編曲による版です。シンプルですが大変美しく二重奏で効果的なアレンジです。ソルの「月光」はもちろんソロとしてもよく弾かれますが、今回はタレガの弟子であったダニエル・フォルテアの編曲と現代を代表するギタリストの一人であり作曲・編曲でも大活躍の鈴木大介さんの編曲の聴き比べをお楽しみください。毎月の「横尾幸弘アーカイヴ」、今回も先月に引き続きバッハの小品を三曲です。おそらく自分の子供や弟子たちの教育用に作ったと思われる短くて可愛らしい曲です。


最後のベルリオーズは、今回のお題に合わせた曲ですが、失恋した若者が自殺するためにアヘンを飲んだが致死量に至らず、幻想の中で見た心の風景・・をテーマにした「幻想交響曲」から舞踏会の場面です。



ご予約・お問い合わせは、中野 090-9608-2737 またはメール gtnakano@jcom.zaq.ne.jp までご連絡ください。

 
 
 

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