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執筆者の写真gtnakano

月例ティータイムコンサートNo.51

天神くらいねギター教室の月例ティータイムコンサート、No.51のご案内です。

3月29日(金)14時より、入場料は1500円で定員は8名様です。二重奏共演はいつものように橋口武史さんです。


今回は、3月生まれのギターでも重要な作曲家、「二大B」を中心にお送りいたします。

1939年3月1日生まれのキューバの巨匠レオ・ブローウェルさんと、1685年3月31日生まれの”音楽の父”J.S.バッハです。それに、今回が「51回目」という事で、ナポレオン・コストさんの作品51の「喜遊曲」集から抜粋です。


ソロでは、椎野みち子さんの「祈り」とコストの喜遊曲集Op.51から抜粋です。椎野さんの作品は、2022年頃のいつまで続くかわからないコロナ禍が早く収まるように・・といった気持ちを込めて作られたそうです。コストの喜遊曲は全部で18曲から成ります。一曲目はとっても有名な「船歌」です。教本や曲集には必ずといっていいくらいに収録されてますね。いまのところこの二つの予定ですが、追加するかもです。


二重奏では、まずバッハの「インベンションNo.4」です。以前このコンサートではNo.1~3を演奏していますのでその続きですね。インベンションつながりで、フランスの作曲家フランシス・クレンジャンスの10曲から成る「インベンション集」から、今回はNo.1と2を演奏します。おそらく来月から続けて全曲演奏すると思います。そのクレンジャンスの作品から、「カノンとアリアNo.5」も演奏します。No.1~4まではずいぶん以前に演奏しましたが、久しぶりにその続きです。「カノンとアリア」のシリーズはこの曲で終わりです。

最後に、いまやギター界最後の巨匠であるレオ・ブローウェルさんがおそらく18才くらいの時に作曲した「ミクロ・ピエサズ(ダリウス・ミヨー賛歌)」です。先日セゴビアの高弟であったオスカー・ギリアさんが亡くなられ、ジョン・ウィリアムスさん(もう80才!)が引退状態である今、ブローウェルさんが最後の巨匠ですね。まだ新作を生み出しているかもしれませんが、今回取り上げる「ミクロ・ピエサズ」は若書きではあるかも知れませんがやはりブローウェルさんならではの筆致が感じられます。曲は短い四つの楽章から成ります。先のクレンジャンス作品と同じく、最近は演奏される機会があまりありませんが、ユーモラスなところもあり楽しく聴ける曲です。



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